【宅建試験に必要な勉強時間とは】
一般的な宅建試験の学習時間は、およそ3ヶ月から半年、時間にすると200時間から300時間程度と言われています。
わたしはたっぷり半年かけて、1日1時間程度。仕事が休みの日は3時間から5時間くらい勉強していました。
トータルで280時間程度だと思います。
前半3ヶ月でテキストを一通り終えて過去問を2回まわし、後半3ヶ月でテキストをさらに1回と、過去問を2回ほど繰り返しました。
予備校が実施している模擬試験にも参加して、持ち帰った模擬試験の問題も3回繰り返し解きました。
とくに予備校の模擬試験は、宅建本試験より難しく作られている印象がありました。
これには理由があります。予備校は本試験が近くなると、駆け込み講座を実施して有料の講義動画の配信やレジュメの配布などを行って利益を得ようとします。
模擬試験をあえて難しくすることで、受験した人は悪い結果にあせり、お金を払ってでも駆け込み講座を利用しようとするのです。
けれど、わたしはこの難しい模擬試験問題を繰り返し解くことでかなり力がついたと思います。
本試験が近づいてきたときは、ぜひ予備校の模擬試験を受験されてみることをオススメします。
目標までの時間を逆算してスケジュール管理
勉強するときのスケジュールは、逆算方式で計画を立てましょう。
例えば半年の期間勉強するのであれば、本試験の日から逆算していっていつまでにテキストや過去問を何回まわすのか、などです。
よく、「宅建は過去問さえ繰り返しやっていれば受かる」という声を聞きますが、正直それだけでは不安が残ります。
同じ過去問集を何回も繰り返しやっていると、答えを暗記してしまいます。「この問いはこの肢だ」などと暗記してしまっては、本試験で見たこともない問題が出てきたときに対応できません。
そこでテキストを少なくとも2回以上はまわして、しっかりと民法や宅建業法の内容を理解しておくことが大切です。
とくに民法の分野である「権利関係」は長文の問題が出てくるため、内容を理解していないと問いの意味すらわからなくなってしまいます。そしてその問題ばかりが気になってしまい時間切れになることも……なきにしもあらずです。
完璧でなくてかまいません。テキストの内容をできるだけ理解するように気をつけていれば、複雑な問いも短時間で解けるようになるでしょう。
わたしはそこを意識してテキストを進めていました。おかげで「権利関係(14問)」は、全問正解でした。
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