【2024年度宅建試験の日時と申込み方法】
宅建試験は、「一般財団法人不動産適正取引推進機構(以下、機構)」が都道府県知事の委任を受けて行っています。
実際に試験が行われる会場は、各都道府県が試験地と定めた場所となります。
もくじ
・宅建試験の申込み
試験の申込みはインターネットもしくは郵送などで受け付けられています。
申込み先 : 不動産適正取引推進機構 http://www.retio.or.jp/exam/takken_shiken.html (宅地建物取引士資格試験⇒受験を申し込む方)
・宅建士試験日
宅建試験は年1回のみ行われます。例年10月の第3日曜日が試験日となっています。
2024年度の試験日は10月20日(日)です。時間 : 13時~15時(2時間)
いずれの試験日も、登録講習修了者は、13時10分から15時まで(1時間50分)。
詳しくは、「一般財団法人 不動産適正取引推進機構」のwebサイトにて必ずご確認ください。
※ただし、登録講習修了者は、13時10分から15時まで(1時間50分)
※12時30分までに自席に着席すること。
・試験受付日程
(願書配布期間)
2024年7月1日 (月)~ 7月16日(火)まで。
各都道府県ごとの問い合わせ先 http://www.retio.or.jp/exam/summary01.html
(インターネットからのお申込み)
2024年7月1日 9:30 (月)~ 7月31日 23:59(水)まで。
(郵送でのお申込み)
2024年7月1日(月)~7月16日(火)まで。
●申込時の注意事項
※試験会場の確認
令和6年度から、例年8月下旬に行っていたハガキによる試験会場通知を行わないこととし、8月下旬以降、10月初頭の受験票送付より前に試験会場をお知りになりたい方については、
1)インターネット申込みの方には、ウェブサイト「宅建試験マイページ」に自分の試験会場が表示されるようにいたします。
宅建試験重要なお知らせ https://www.retio.or.jp/exam/takken_shiken.html2)郵送申込みの方には、専用のお問合せダイヤルを用意いたします。電話番号は試験案内に記載します。
試験会場は10月初頭に送付する予定の『受験票』でお知らせいたします。※顔写真のサイズはパスポート申請用サイズ(縦4.5cm、横3.5cm、頭頂からあごまでが長さ3.2cm以上3.6cm以下のもの)です。
顔写真については、指定したサイズ以外など不適切な場合は、差替えを指示することがあります。指示に従わない場合、受験申込書を受付けません。※簡易書留郵便として郵便局の窓口で受付されたもので、消印が上記期間中のもののみ受付けます。 それ以外のものは受付けません。
(合格発表)
2024年11月26日(火)
※受験の受付は試験日の約3ヶ月前である7月に行われます。
せっかく勉強を頑張っているのに受験申込みをし忘れた! とならないように気をつけましょう。
・試験費用
8,200円
・受験資格
年齢、学歴などに関係なく誰でも受験できます。
インターネット受験申込みは、申込者の現住所がある都道府県以外の試験地には申込みできません。
・試験の形式
全50問、4肢択一のマークシート形式で行われます。
・宅建試験の当日に必要な物
1、受験票
2、マークシート用のシャープペンシルまたはHB鉛筆数本
3、消しゴム
4、腕時計もしくは小さな置時計(携帯電話は禁止されています)
5、財布
これらはすべて必須のアイテムです。本試験当日に忘れないようにしましょう。
・試験の基準及び内容
1、土地の形質、地籍、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。
2、土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。
3、土地及び建物についての法令上の制限に関すること。
4、宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。
5、宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。
6、宅地及び建物の価格の評定に関すること。
7、宅地建物取引業及び同法の関係法令に関すること。
・宅建試験の合格率
年度 |
受験者数 |
合格者数 |
合格点 |
合格率 |
2021(R3)(12月) |
24,965 |
3,892 |
34/50 |
15.6% |
2021(R3)(10月) |
209,749 |
37,579 |
34/50 |
17.9% |
2020(R2)(12月) |
35,261 |
4,610 |
36/50 |
13.1% |
2020(R2)(10月) |
168,989 |
29,728 |
38/50 |
17.6% |
2019(R1) |
220,797 |
37,481 |
35/50 |
17% |
2018(H30) |
213,993 |
33,360 |
37/50 |
15.6% |
2017(H29) |
209,354 |
32,644 |
35/50 |
15.6% |
2016(H28) |
198,463 |
30,589 |
35/50 |
15.4% |
2015(H27) |
194,859 |
30,028 |
31/50 |
15.4% |
2014(H26) |
238,343 |
33,670 |
32/50 |
17.5% |
2013(H25) |
234,586 |
28,470 |
33/50 |
15.3% |
2012(H24) |
236,350 |
32,000 |
33/50 |
16.7% |
2011(H23) |
231,596 |
30,391 |
36/50 |
16.1% |
2010(H22) |
228,214 |
28,311 |
36/50 |
15.2% |
2009(H21) |
241,944 |
34,918 |
33/50 |
17.9% |
2008(H20) |
260,591 |
33,946 |
33/50 |
16.2% |
2007(H19) |
260,633 |
36,203 |
35/50 |
17.3% |
2006(H18) |
240,278 |
33,192 |
34/50 |
17.1% |
2005(H17) |
226,665 |
31,520 |
33/50 |
17.3% |
合格率はおよそ16%前後で推移しています。
・宅建試験で心がけること
宅建試験は50点満点を狙うよりも、まず確実に40点以上獲得できるように意識しておきましょう。
上記の過去の合格点を見ると、38点が一番高い点数となっています。少なくとも38点以上取れていれば合格する確率は格段に高まります。
獲得しやすい民法(権利関係)をしっかり理解したうえで、宅建業法を確実に押さえ、法令分野でも得点できれば合格できます。
宅建試験では必ずと言っていいほど、どうしても分からない問題が出てきます。そこで時間を取られてしまうよりは、きっぱりとその問題を捨ててしまって、確実に取れる問題を解いていきましょう。
時間があまったときにその問題に戻るのも戦略のひとつです。
試験問題はだいたい1問あたり約2分で解いていく、とイメージしておくと良いでしょう。
実際の試験では問題を解いていく順番などもあらかじめ自分の中で決めておくと良いかもしれませんね。
わたしの場合は、サクサク進めやすい宅建業法から解いていき、次に権利関係、そして法令上の制限、税その他、と進めていきました。
権利関係は長文の問題があったりして解くのに時間がかかることがあります。そこを意識して、暗記だけで解けるような問題は時間をかけずに進めていきましょう。
そのあたりは模擬試験などで試してみて、ご自分に合った戦略を見つけてみてください。
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